「あぁ”!?坊主じゃねぇ!!」


と声がした方を振り向くと、金髪野郎があたしの側に立っていた!



「……お前、よくもこの俺に恥をかかせてくれたな?」



金髪野郎は小声でそうあたしに言ってきた!


はぁ?!


恥?!!


「しかも俺を“カス”呼ばわりしやがって。」


ん?なんか顔は笑ってるけど、眼が笑ってないよね?!


「こんな屈辱初めて受けたぜ?……どうしてくれんだよ、オイ!」



!!?



だんだん金髪野郎があたしとの距離を縮めてくる!!



なんだよ、コイツ?



「仕方ねぇじゃ、……ないですか。全部本当のことだし!屈辱だか恥だかわかんないけど、自業自得なんじゃねぇ、……んですか?」



「……っ?!」