「あの、すいません!冴木ヒロ先輩ってどいつ、……どの人ですか?」



「え?冴木?……あ!あそこにいる金髪の奴がそうだよ。お~い!冴木!客だぞぉ!!」




やっぱアイツじゃねぇか!!




あたしはすぐさまロックオンした!!



「えぇ?俺?いまちょっと手が放せねぇんだけどな~。」


「ねぇ。ヒロぉ~!早くチューしてってばぁ。」


「オッケー。ん。」




なっ!!!!!




アイツ、教室の中で平然と、




きききき、キスをしてやがるっ!!!!




「ヒロ~!アタシもぉ~。してぇ?」