「ぶ、部長!そ、そろそろ時間じゃないんですか?!下校時間迫ってますよ?!」


「むむっ!話を逸らすとは!これはますます怪しいわね〜!?」


「ぶ、部長ってば!!!」



あたしは終始、部長に遊ばれていたのだった。






「あぁ”〜、なんかわかんないけど疲れたぁー……。」


その後、帰り道にて。


あたしは部長に冴木との事を訊かれまくって、どっと疲労感が溜まっていた……。



「部長、からかってくるんだもんな〜。やっぱあたしって“猿”に見えんのかなぁー…。」


と、だいぶ的外れな事をブツブツと独り言を言っていた時だった!



「いいじゃ〜ん!俺らと一緒にこれから飲みに行こうよぉー?」



ん!?


なんだありゃっ!??




前方に若者が三人。


二人はチャラい男どもで、もう一人は清楚な感じの綺麗な女性だった。


「あの、私これから用事が……。」


「あぁ!用事って俺たちと飲みに行くことが予定〜?」


「フゥー!積極的ぃ〜〜♪」



な、




なんて、




なんてチャラくてえげつない男どもなんだっ!!!