「そんなの、自分の部屋に置きっぱなしであたしと一緒に勉強してたからじゃないの……?」
『あら!そうだったのね~!お母さん心配しちゃったわ!』
「…とにかくあたしもう眠いから切るよ?」
『あ!ちょっと待って!!お父さんが……、』
すると今度はなぜかお父さんが電話に出て…。
『美香。勉強も大切だが、あまり無理をしないように。身体を大切にしなさい。』
「っ!お父さん……!」
お父さんの、……いや“父上”のお言葉が身に沁みた。
父上…!あなただけですよ!
あたしを気遣ってくれるのは!
「お父さん、ありが」
『あ。それとな、さっき花火を見てきたんだがとても綺麗だったんだ!』
「…………へ?あ、そうなんだ?よかったね?」
『特等席を用意してくれてな、本当に見事なものだったぞ…!それと父さん、ネズミーちゃんと一緒に写真も撮ったんだ!母さんも大はしゃぎでな、』
………ん”!?
なんか急に話が変わってないか?!
『それと料理も凄く美味しくてな?父さんの大好きな鯛の煮付け…』
これって…………、
まさか自慢話?!!
『あら!そうだったのね~!お母さん心配しちゃったわ!』
「…とにかくあたしもう眠いから切るよ?」
『あ!ちょっと待って!!お父さんが……、』
すると今度はなぜかお父さんが電話に出て…。
『美香。勉強も大切だが、あまり無理をしないように。身体を大切にしなさい。』
「っ!お父さん……!」
お父さんの、……いや“父上”のお言葉が身に沁みた。
父上…!あなただけですよ!
あたしを気遣ってくれるのは!
「お父さん、ありが」
『あ。それとな、さっき花火を見てきたんだがとても綺麗だったんだ!』
「…………へ?あ、そうなんだ?よかったね?」
『特等席を用意してくれてな、本当に見事なものだったぞ…!それと父さん、ネズミーちゃんと一緒に写真も撮ったんだ!母さんも大はしゃぎでな、』
………ん”!?
なんか急に話が変わってないか?!
『それと料理も凄く美味しくてな?父さんの大好きな鯛の煮付け…』
これって…………、
まさか自慢話?!!