「お。ドレッシングか~。どれにすっかな?!ん~~、じゃあこの白いのにしてみっか!」


「…………。」



お!!


これは野菜に合うな!


ほどよい酸味だ!


「へぇー!トマトにも合うんだな?!」


「…………。」


「お!スコーン、できたてかよ!!美味い!!!」


「…………。」



ん?


なんだろ。



さっきから視線が……。



ゆっくり顔を上げると、目の前で冴木が微笑んであたしを見ていた!!




!!!




「なっ、なにこっち見てんだよ!?」


「いや、マナーがなってねぇな~と思って。」



ムカっ!!



「わ、悪かったな!!マナー違反で!!ちぇ、なんだよ……。」


せっかく美味しく食ってたのにさ…。


「でも、こういう朝飯なら悪くないな。美味そうに食ってくれる奴が目の前にいてさ。見てて飽きねえよ!」


と冴木が無邪気に笑った!!




ドキッ