「ーーっ!!」



思わぬ質問に、あたしは動揺を隠しきれない!!


「な….…なんで………そんなこと!ちゃ、ちゃんと説明したよ!爺ちゃんが机の角に頭を打ったってさ!」


「 “あたしが殺したのも同じなんだ” っていう部分もちゃんと言ったのかよ……?」



ギクッ!!!




な、なんだよコイツ?!



急に饒舌になりやがって!!



「べ、別に……お前には……関係ない……」


「やっぱり話してないのか。………お前のことだ。そうやって自分をずっと責めてたんだろ?」





!!!!!





図星だった!!




「そんな………こと……………」


「アホ。なんで今までそんな大事なこと周りに言わなかったんだよ?………俺が聞いてたかぎり、誰もお前が爺さんを“殺した”なんて思わねぇよ。」


「………っ!」


「世界一大好きな爺さんなんだろ?!そんなこと言ってもらえる爺さん自身も、あの世で笑ってるよ。きっと。」


「っ。…………………うん。」