「んっ…あああああーーーーっ‼︎」

ベッドに横になって大きく背伸びをした。

すぐ真横に置いてある写真立て。

「やっぱ、好きだな。うん。」

可能性を正確なものとし。

私は写真に向かって微笑んだ。

写真の中にはジャージ姿とユニフォーム姿の幼い私たちが顔のそばでピースをし、寄り添いあい満面の笑みを浮かべていた。