”3、にっ


カウンドダウンの瞬間、私はグイッと強い力で引き寄せられた。


「わっ。」


思わず、声を上げた、私の肩に腕を置く雄也。


やばい、密着やばい!


その瞬間、パシャっと音がなった。


”こんな感じだよ〜!”


そう言って画面に表示されたさっきの画像。



「くくくっ、」


堪えきれないように、吹き出した雄也。



「笑うことないじゃん!」


思わず、私は画面を手で隠す。


びっくりした瞬間を私はしっかりカメラに収められていたのだ。