突然だったんだ。
「葉月ちゃん。湿布とかスプレーもう残り少ないから今から買ってきてもらっていいかしら?」
暑い夏が始まったこの時期。
カンカンと照りつける太陽に、マネージャーである私も暑さに負けてしまいそう。
前髪は汗で額に張り付いているし、今の私きっと女子としてやばいはず。
そんな中、この暑さでも爽やかで汗ひとつかいていない咲絢さんに買い物を頼まれた。
「あ、わかりました。じゃあ先生のとこ行ってきますね。」
軽く返事をしてお金を先生に預かるため、職員室に向かおうとすると蓮に呼び止められた。
「葉月‼︎」
「ん?」
「海斗を荷物持ちに連れて行け‼︎」
振り返ると、蓮の横には気のせいか、少し顔の赤い海斗がいた。
「はーい。あ、そうじゃん。海斗自転車出してよ。」
「はあ?見つかったら笹原先生怒るぞ。」
「だーいじょうぶだってー。」
呆れた顔で私を見る海斗にピースをしてニッと笑った。
そんな私に海斗は肩をすくめて了解というと自転車置き場の方へ歩いて行った。
「葉月ちゃん。湿布とかスプレーもう残り少ないから今から買ってきてもらっていいかしら?」
暑い夏が始まったこの時期。
カンカンと照りつける太陽に、マネージャーである私も暑さに負けてしまいそう。
前髪は汗で額に張り付いているし、今の私きっと女子としてやばいはず。
そんな中、この暑さでも爽やかで汗ひとつかいていない咲絢さんに買い物を頼まれた。
「あ、わかりました。じゃあ先生のとこ行ってきますね。」
軽く返事をしてお金を先生に預かるため、職員室に向かおうとすると蓮に呼び止められた。
「葉月‼︎」
「ん?」
「海斗を荷物持ちに連れて行け‼︎」
振り返ると、蓮の横には気のせいか、少し顔の赤い海斗がいた。
「はーい。あ、そうじゃん。海斗自転車出してよ。」
「はあ?見つかったら笹原先生怒るぞ。」
「だーいじょうぶだってー。」
呆れた顔で私を見る海斗にピースをしてニッと笑った。
そんな私に海斗は肩をすくめて了解というと自転車置き場の方へ歩いて行った。