それでも私は先輩が好きだし。 大好きだし。 振られても立ち直って、前向きに頑張ろうと私は決めた。 まあ… 告白なんてまだまだ先だけど。 なんやかんや考えてるうちに駅に着いてしまった。 エスカレーターでホームに向かえば 愛しい愛しい私の好きな人の背中が。 私の全身から、この人だって叫んでる。 どんなに酷いこと言われても、されても、私の目には先輩しか写らない。