倉庫に静寂が走る。

「なっ!!何考えてたんだ匡!!」

全はそういった。

「そうだよなんで匡さんが!!」

浅緋もそういう。

「匡さんがやめることなんてないじゃん!!」

香清までがそういった。

「ここまでみんなで育ててきたのにどうして!?
匡さんがいなかったら俺たちNo.1にはならなかったっすよ!?」

海がそう言うとメンバーがそういった。

「俺は姫が虐待を受けてたことを知らなかった。」

「そんなのわかるわけないじゃないですか!!私が言わなかったんだし!!」

梨華がそういう。

「私はバレたくなかった。バレたら一翔に捨てられると思ったから…!!
でも一翔は私を優しく抱きしめてくれました!今匡さんはそれだと思います!!
なにか私たちに大切なことを言いたいんじゃないんですか?」

梨華がそう言うと匡は深刻な顔をして考えた。