「梨華!!」

「!?一翔!?」

梨華はベンチからたった。

「誰…?」

朋香は首をかしげる。

「お前っ…ハァ…かって…ハァ…にいなくなるな!!またっ…拉致されたかと…」

一翔は息を切らして言った。

「ごめんね…。ちょっと外の空気吸いたくて…」

梨華はそういった。

「なら誰か連れて行けよ!!浅緋でもいいから…」

「あのぉ~…お取り込み中すいません…」

朋香は一翔と梨華の間に入る。

「あ?誰だ…?」

一翔はそう朋香に向かって言った。

「あ、一翔!!この子はね私の親友の岸谷 朋香!!」

「岸谷です。で?あなたは?」

朋香は聞いた。

「俺はりゅ――「あぁ!!この人は私の彼氏の蓮城 一翔って言うの!!」

梨華は一翔の言葉を遮って言った。