「梨華…よかった…」

一翔はそういい梨華を抱きしめた。

「梨湖…?」

「お姉ちゃん…!!」

「お父さん…は…?」

「家だよ…私もお姉ちゃんと一緒にいる…」

「よかっ…た…」

梨華はそういい眠った。

「起きたか?」

匡は部屋から出て言った。

「眠ったよ。」

一翔はそういい梨華に毛布をかけた。

「忙しい姫だ…」

ため息混じりに匡はそういった。