「だ、だって…え?わ、私!?」

「そうだよ。」

一翔は疲れた顔で言う。

「私が!?そんなのいいの!?」

梨華は驚きを隠せない。

「俺が認めたんだよ。」

「で、でも…」

「いいんだ。」

「あ、ありがとう…それでさ…」

梨華は照れながら一翔に近寄る。

「姫って何?」

「・・・・・」

笑顔だった一翔の顔が一気に冷たくなった。

「ん?」

梨華は笑顔で一翔を見る。