「取引成立。だな…」

一翔はそういい龍蝶と絶蝶、新しい骨蝶を連れて帰った。

「梨華!!」

朋香は梨華のそばに来た。

「朋香?」

「ありがとう…。あんたの彼氏羨ましいよ…。
翔があんたにしたこと許せないけど…。
好きだから、一生背負わせて生きさせる。それでいい…?
あとこれからは姫の先輩としてよろしくお願いします。」

朋香はそう言って翔に駆け寄っていった。

「いいよ…。もう許してる。」

梨華は走りさる朋香を見て言う。

「とりあえず一段落。だが、お前にはひとつ残ってるぞ。」

「うん…。」

(お父さん…。今度はお父さんの番だよ…)