「あ、ああ、あ・・・」
オオカミさんはずっとリタリーの後をつけてました。



・・・どこから?


最初からです。
もうずーっと。

彼の仲の良かった唯一の人間の友達が、アタリーに、
いや、ナタリーに殺されてしまっていたので、後をつけ復讐を企んでいたのです。


「誰かいるの?」


ナタリーはオオカミさんに気付いたようです。