ある日、私はいつものように兄ちゃんと公園で遊んでいた。
いつもと変わらない日常。


その時だった。

私は、道路へボールを飛ばしてしまった。
ただしくはお兄ちゃんの投げたボールを取り損ねてしまった。

お兄ちゃんはそのボールを追いかけた。


そして、、、


向こうから突っ込んできたトラックに



下敷きにされた、、、。


即死だった。しっかりしていて成績優秀でも小学四年生。その小さな体に、トラックの重さがすべてかっかった。


お兄ちゃんが引かれてからお葬式まで、あっというまだった。というか、頭が真っ白でなにもおぼえていない。

でも、悲劇はこれで終わらなかった。
これがすべての始まりだった、、、。