「僕はさえちゃんが笑顔になれるようにずっと一緒にいるからね!だから、このよつばをあげるね!よつばはね幸せをよんでくれるんだよ!だから、僕とこのよつばでさえちゃんは笑顔はなってね!」

そういって雅くんは四つ葉をくれた。私はそのときすっごく嬉しかった。
雅くんは私のひとつ上の近所の子。優しくていつも笑顔で、幼かったけど私は彼のことが好きだった。初恋だった。
 



私、飯山咲笑。優しくて明るい母と厳しくでも面白い父、成績優秀で優しい兄、意地悪だけど優しく明るい姉、そして私の五人家族。
円満で毎日楽しく仲の良い家族だった。
私は家族みんな大好きだった。


でも、、、。




ある日すべてが終わった。