「なんで謝るの?大丈夫、今から手当してあげるから直ぐに治るよ」


とうとう彼女の目から一筋の涙が流れた


泣かないで、


涙を拭き取り頭を優しく撫でた



「お名前は?」



『白石…羽柳』


しらいしうゆ…素敵な名前だ


「うゆちゃん…って呼んで良いかな?」

彼女はコクリと頷いてくれた