「美雨ちゃん、次なに食べよーか。」

さっきから水上くんは食べてばっかり。


「あ、ほら。激甘ドーナツだって。あ!甘過ぎクレープもいいな…」

しかも、全部甘いの。


「…ふふっ、水上くん甘いのばっかり!」

水上くんは少し驚いたような顔をして、


「うん!美雨ちゃんは笑ってたほうが可愛いよ!」


「ッ…」

久々に笑った。

楽しい。


「そうだね!よーし、食べるぞおっ!」


「太らないようにね!」

「余計なお世話ですっ!」