昼過ぎになっても健也は起きない。
呆れているところに連絡があった。
葉月からの連絡だった。


話したいことがあるから会える?



それは健也にではなく、千秋にだった。

千秋は静かに出かけた。
そして近所のファミレスで待ち合わせた。


「はーちゃん」

禁煙席に座っていると葉月がやって来た。