「おい、ちょっとこい。」
いきなり、腕を引っ張られた。
誰だろう?
声はカッコいいけど。
先生だったらどうしよう!
あぁ、やばい!何かしたかな?

…ドン。
ん?先生じゃなかったのはよかったけど。まさかの、まさかの?

原流星先輩じゃん!学校1モテてると噂の流星先輩じゃん!

その流星先輩に壁ドンされてる…
やばいよー!

「おい、聞いてんのか?」って。
「あぁぁああぁぁあぁああはひいいいぃぃぃぃぃきいてまぁぁぁすううぅぅ」
ど緊張しております。

「お前敬語やめろ。流星先輩なんて呼ぶな。なにしろ今から俺の彼女だからな。俺はお前が好きやで?付き合えよ。」

え?まじで?
こんなにカッコいい流星先輩…じゃなくて流星に告られたからには。
「宜しくお願いします」

言っちゃったぁぁぁぁぁぁ。
やばい、うち、これから流星先輩…じゃなくて流星の彼女なの?

やばばばばばー!
夢にも思ってませんでした。