「あんたの両親の名前は?」

あまりの迫力に戸惑うユア。

「わ、分かりません。ずっといろんな人に奴隷にされてたので……」

「……そうか。でも、目がそっくりだよ。」

「誰とですか?」

「あんたの母親、マリアだよ。マリア王女だよ。」