「母さん……俺は、無力だ……。だから、必ず強くなって母さんの復讐を!みんなの復讐を!!!!!!!!!」

すると、母さんは顔を横にふった。

「違う。復讐を……して…は…だめ。あなたは…あなたは今のままでは、きっとこれからも色々なものを倒し続ける。それは本当の強さではないわ。自分で……答えを見つけなさい。本当の強さを……。」

「そんなに喋っちゃ………」

すると、ニコッと笑って目を閉じた。

「母さん……?」

体の温度がどんどん冷えていく。

皮膚も堅くなっていく。

「嘘だよ!!ねぇ?!母さん!!!!!!!!!」

俺は泣きじゃくった。

炎の音でほとんどかき消されてたと思うが。