「誰と話してたのー⁇」

「後ろの席の人だよ。」

「なんだぁ!
恋の始まりかと思ったのにー‼︎」

きゃっきゃとはしゃぐ私たち。

みんなから見れば、私なんか普通の
うるさい女子高生なんだろうけどね。

「それは分かんないよ!
まだ、どんな人か知らないし。」

「それもそうね。」

愛華と歩いていると
時間が短く感じる。

春の夕日は
おひさまみたいにポカポカで
オレンジ色の夕日に包まれて
また、今日も1日元気に過ごせたことに
感謝するんだ。

「それじゃ、また明日ね!」

「バイバイ‼︎」

手を振りあって別れるのを
私はあと何回出来るのだろう。