『一尾なつきです。よろしくね☆』


簡単に自己紹介を終えるとなつきは慣れた様子で制服に着替えた。


なんだろな。

なんでこんなにドキドキするんだろうな。

不思議なカンカク。

恋に似た不思議なカンカク。



この店に来て長いというなつきの仕事ぶりはホントに目を見張るものがあった。
その他のバイトの子たちも慕っているようだった。

由宇はなつきと一緒に入る稼働がすごく楽しみになった。


それから数週間がたったある日―