「なんでだよ！！」


「だから、ごめんね遼くん。違う人が好きになったの。だから、別れて？」


は…？

優里ちゃん、なんで？



「ハハ、まじかよ…」


優里ちゃんは帰っていった。



嘘でしょ…？


早くない？好きな人できたって。

そんな簡単に、変わるものなの？


それなら…一ノ瀬くん私にちょうだいよ。


なんてね。


ただ、なんでも手元にある優里ちゃんがうらやましくなった。