「あ、夏!プレゼントありがとな!母ちゃん喜んでた!」


「本当?よかった。喜んでくれて。」



プレゼントを買いに行ったあの日
健人は綺麗なシルバーのペンダント。
私はおばさんが大好きな向日葵柄のマグカップをプレゼントした。


健人とたくさんたくさん悩んで選んだものだから
おばさんが喜んでたって聞いて嬉しかった。



「それで母さんがまたご飯食べに来いってさ。」


「本当??じゃあ今度行くね。おばさんの料理すごく美味しいもんね!」


おばさんの料理は天下一品!
お店開けばいいのにってぐらい!!


「おう!いつでも来いよ!じゃ、俺自分の席戻るわ。」


「じゃあ私もそろそろ戻ろうかな。」


そう言うと健人と美菜は自分の席に戻っていった。