「もーさ、早く忘れて新しい恋しよ!ね?」


心配そうに私の顔を見る。




「わかってるよ……そんなこと。」



私だって何度も忘れようとした。

けどなにしたって思い出すのは君のこと。


他の人を好きになろうとしても全然だめだったの。




「あんた可愛いんだからさ~。もっと…こう…………」