『いいよ…もうあっち行ってよ…辛いだけだから』


あたしは、彼の背中を押す。
あいつを見てると辛くなる。
ただそれだけ…


バイバイ?
早く消えてよ。
早く居なくなれよ馬鹿。


ここにあんたが居ると
あたしが辛くなるだけなの…
だから…ここから居なくなってよ。
ねぇ?



「ごめんな、じゃッ…」



っと彼は、消えていった
なんで、いっつもいっつも…
あたしが傷つかなきゃいけないの?



『なんで…』



あたしは、泣き崩れる
その場であたしは、何時間泣いたのでしょうか?
泣き止んだ時は、あたりは、暗かった。



『はぁ…もう? 夜かぁ…あたしの心も夜だよ』



ずっと夜。
一生夜。
もう昔からずっと夜だよ…
だれか…あたしをこの暗闇から助けて?














そんな…あたしを暗闇から出してくれたのは、君でした...