「ねぇ?」


先生の腕を掴むあたし。


「離して…」


「あたし本気なの!!!信じてよ…」


「そうゆう冗談は先生に言っちゃダメだな…、俺は先生だ」


「ダメ…なの?」


顔を落として聞いてみた。


「…」


「何か言って?」


先生は先生と言う職業に就いて、まだ2年しか経ってなくって…。


若くって…。


「ごめん…、山本は生徒だ生徒に恋愛感情は無い」