とりあえず、私は


コーヒーと朝食を用意して座った。


「…おう。ありがと。」


「……。


それで、学校の事だけど。


まず、受験とかしてないよ?私。


どうして入ったの?」


修也さんは、コーヒーを啜ると、


真顔でこう答えてきた。


「権力に決まってんだろ。」


わっ……潔いよ…


なんかもう…ここまで来ると清々しいよ。


「勉強のこと、心配してんなら、全く問題ない。


…なにせ、お前は全国学力調査で7位だっただろ?」