「…俺ん家ね?」

どくんっ

いきなり沈黙を破られ
心臓が跳ねる。

「う…うんっ」


しばらくして
拓の家に着いた。

「上がって。」

「お邪魔しま〜す…」

「ここね」

初めて入る
拓の部屋は意外に綺麗に
片付けられていた。