嘘でしょ?


何かの間違いだ…。そうだよ。


ありえないよ。


先輩が私のこと好きなんて。



眺めてるだけだった先輩が。



「だって振ってる時に、三浦 花が好きだからって振ったら広まりますよ〜。」


「まぁ、花にだけは綺麗に広まってなかったけどね。」


え?そうなの?


今すぐ穴があったら入りたい気分になったが、なんせここは掃除棚。


今更出れる訳もない。

でも、ここででないとやばい。

そろそろ大泣きしそう。嬉しすぎて。