いつものように校門をくぐってそのまま眠そうに靴箱に向かい歩く。 それがいつもの晃先輩。 昨日の私の告白なんかなかったかのように、いつもどおりの晃先輩。 逸らさなきゃって思うのに、やっぱり視線は晃先輩から離れなくて。 神様、せめて最後だけ。 あと1回だけ。 伝えるチャンスをください。