話し終えて、すっかり泣き止んだ私。
目、腫れすぎ。ブッサイクだ。
「もう、大丈夫?」
「うん、ありがとう。みぃ。」
「こりゃ見事に腫れたねー。ほい、濡れタオル。」
「ありがと、ゆぅちゃん。」
私はつくづく良い友達に恵まれたと思う。
あまり触れないで、優しくしてくれる二人にまた涙が溢れそうになった。
「ま、うちらもいるから、少しずつ忘れよっ?」
「そだよー、一緒にちょっとずつ思い出にしていこうよっ!!」
二人は明るい笑顔でそう言ってくれる。
「ありがと、二人とも!!」
私はとびっきりの笑顔を返した。