奇跡的に私達は同じクラスになることが出来た。


さっきまでやったーとかはしゃいでたのに…。

一人で拗ねて先に行く。


「あの、三浦…さん?」

呼ばれて振り返ると、前の学年で同じクラスだった男の子。

名前は確か。


「…どうしたの?」

そう!!遠藤君。遠藤 躬都瑠(エンドウ ミツル)君。


「あ、あの。俺、三浦さんのことがずっと好きでした!!付き合ってください!!」


え?嘘?これって告白?私が?

でも、私には晃先輩が…。


「ごめんね、私。好きな人いるんだ。

でも、好きになってくれてありがとう遠藤君。」


そう言って立ち去ろうとした。