教室に向かいながら、さっきのことをみぃとゆぅちゃんに話す。


「え〜!!それすごくない?!」

「でも、本当にたまたまってこともあるしね。」

「何考えてんのかわかんないねぇ。」


1年生の教室のある階までの踊り場で3人して深く溜息をつく。


「溜息をつくと幸せが逃げるよ〜?」

突然後ろから声が聞こえた。