君との出会いはあの桜の木だった…
今思い返すとドラマチックな出会いだったなぁーとしみじみ感じます…


「なんで泣いてるの?」君と最初の言葉。
「泣いでな”い‼︎ゔぅ…」
「うそ…泣いてるじゃんw」
「どうして泣いてるの⁇」
「好きな人に振られた…」
始めてあった人に何故にこんな事を言ってしまったのか自分でも分からなかった。
けどなぜか安心感があった…
「へぇ⁉︎ばっかじゃね〜の⁇」とそいつは笑った。
「な、なんで笑うの⁉︎ゔぅ…傷ついてるのにぃ…」「ん⁇だってお前面白いから」とそいつは憎たらしい笑顔で言った…
「面白い奴だ〜」とそいつはまだ笑っている…
「どこも面白くないですぅー‼︎」と一言言って帰ろうとした時…
ぐっ…
腕を掴まれた…
「なぁー。俺の彼女になりなよ‼︎」
そいつは自分の顔をみたことがないのだろうか…
地味な顔…
黒髪に…
メガネ…
格好に似合わない言葉を発していた…。
「本気なの⁇」と尋ねた…
「もちろん‼︎」とそいつは憎たらしく笑っている…


「いいよ?」返事はオッケー…
だって…愛しくれる人なら誰でもよかった…。



「俺の名前は佐野永戸‼︎よろしくな」
これが君との出会いだ…

「私の名前は伊藤由美(いとうゆみ)
よろしく‼︎それじゃ帰るからばいばい永戸‼︎」
私は校舎側へと歩き出した…。
すると後ろから「またねぇー‼︎ゆーみぃー‼︎」と大声で永戸が叫んだ…。
私は恥ずかしくなり走った 全速力で…
ただ…この胸が少しずつ…トクン…トクン
高鳴ったのだ…。
だから…気づかれないように…隠すように家に帰った。