彬の部屋。
男の人の部屋に入るのは初めてで緊張した。

彬の部屋は男の部屋って感じで散らかってて、私が少し片付けてあげると彬が、「いいよ・・酒飲もう・・」
「うん・・」

二人でベットに座りお酒を飲む。

でも、そこでも私の怖いっていう感情がでて、「やっぱり飲めない・・」


あぁ・・ここで怖いって感じなければ、続いていたのでしょうか・・?


彬は、そんな私に「じゃあ横になろっか」
と言った・・
私たちはシングルベットに二人で横になったね。彬との距離近すぎ・・

緊張で、私は彬に背を向けて横になった。


彬が、「こっち向いて・・」と言った。

怖い・・・でも、もう決めたんだ・・

私は彬と向き合って横になった。


そうしたら、彬が、私のシャツのボタンに手をかける・・

「ダメだよ・・」と言って私は仰向けになったの
彬は、そんな私にまたがってきて・・

「キス・・したことある・・?」

「ないよ・・・」

その言葉のあとに、彬が唇を重ねてきた。

初めてのキス・・・

舌を絡めあう・・・

彬の愛を感じる・・・

彬が初めて私の名前を囁く・・

そしてまた、キスをした


彬・・・愛おしい・・・


キスをして、彬の指が私の愛の中に触れた・・

その瞬間・・


急に怖さが溢れてきて、「ダメ・・・」

私は・・・なんで・・・覚悟してたのに・・

どうして・・・


彬の指が離れた・・・

「ここは本当に好きな人が出来るまで取っておけ」


・・・・どぉして・・・


私が1番、何よりも好きなのは彬、あなたなのに・・・


この「ダメ」の一言であなたは、遊びだと感じたのだろう・・・


だから・・・
別れなければいけなくなったのかな・・・


違うよ、彬。

ただ怖かっただけなの。


初めてだったから・・
怖かっただけなのに・・

遊びなんかで・・私はそんなに軽い女じゃないよ・・・。


どうして・・・

取っておけなんて言うの?私が愛してるのは、彬。・・彬だけなのに。


こんな事ですれ違うなんて・・・


一言で、あなたに疑惑をもたせるなんて・・・