3月18日。
今日で、もうあと3日しかない・・。

なんとかしなきゃ・・

彬に思いを伝えなくちゃ・・と思った。
本気で彬と一緒になりたかったから、ためらいはない。


ただ、怖い。

彬の返事が・・・
すごく怖い・・・。

でも後悔したくない。



朝、彬はいなくて、私は一人で教習所へ向かうバスに乗る。


頭の中はあなたの事でいっぱい。


教習所に着く、授業はまったく身が入らない・・


この日は早く終わって、彬を食事に誘うために友達と自転車でデパートに行く。
彬が甘いもの好きって言うからシュークリームを2つ買って、教習所に戻る。ロビーで一人、ぼんやりしてると、たまたま彬がやって来てくれたから、私から「今日お菓子買って来たんだ。夜一緒に食べない?」
彬は、「じゃあ22時頃でもいい?」
「うん! 」
彬の返事が嬉しかった。もう自分からいかなきゃいけないんだもん。

夜、頑張らなきゃ・・


私は夕方頃、ホテルに戻り、一人で食事をした。でも緊張のあまり、あんまり食べれなかった。

そしてお風呂に入った。

昨日、彬に誘われた記憶が頭をよぎったから、念入りに洗った・・

覚悟はできてる。


そういう関係になりたい。そうすれば・・
彬はいなくならないもん。それに、初めての人は彬がいい。


お風呂から出て、時計を見ると時間ギリギリで、急いで部屋を出る。
下を見ると彬はもう来てた。だから慌ててエレベーターに乗る。

「ごめんね、遅くなって」「いや、大丈夫。じゃいこっか。」
そして食事へ・・・
食後、ロビーで買ってきたシュークリームを食べる。彬はココアを買ってくれて、一緒に食べたよね。
食べ終わって、彬が急に「タバコあと1本だ・・吸ってみない?」

ここで私は、「ううん、タバコは・・いい」
タバコは吸えないから・・でもあなたは、吸ってほしかったのかな。
そこで勇気をもって吸ってみたら、何か変わってたかな・・?

そして彬は、「俺の部屋でお酒飲まないか・・」お酒の飲めない私を試しているの?

だから私は、「お酒くらいならいいよ」


そうやって、私達は彬の部屋へ行く。

何が起こるかわかってるのに・・。