(大丈夫。私にはあの子がいるから。)

自分に何度も言い聞かせた。

だって、この前あの子の方から班を一緒にしようと誘われたんだから!!

私は自信をもって輪のなかにはいった。


まず聞こえてきたのは、
「あれー?百ちゃん行くのー?笑」

「来なくてもいいよー?笑」

といういじめのリーダー的存在な女子の声。
それから
「てか、くんなよなー笑」
と男子の声。