「おじいちゃんおはよー。」

「おお、おはよう、翔菜。」


私は大野翔菜。
普通の高校1年生。
でも、3ヶ月前に不慮の事故で父と母が他界してしまった。
そして私は今まで通っていた学校も辞め、暮らしてきた家も売り、おじいちゃんとおばあちゃんの家に引っ越してきた。

「今日は新しい高校の校長先生の所にご挨拶に行くから、制服は今日学校で渡してくれるみたいだから、とりあえず前の学校の制服を着ていきなさい。」

「はーい」

新しい高校は校長先生がおじいちゃんの大親友らしい。
そのため、色々と転校生の私をサポートしてくれると言ってくれている。
とりあえずもう編入手続きは済ませてあるみたいだから、私は今日挨拶して、明日から新しい学校で華の高校生活をEnjoyする!

「おじいちゃーん、支度終わったよー」

「じゃあ、行くか。」

「うん!おばあちゃん行ってくるねー!」

「気をつけて行っておいでね〜」