“また後で…”って。

私は熱くなった頬を押さえながら俯いた。

意地悪だ…

明さんって、紳士なふりして実はかなりの意地悪さんなの?

一人ボソボソ呟きながら首を振っていると突然、頭上から声が聞こえてきた。