『キラキラ星だよ。』

私はにっこりと笑顔を向けながら答えた。

するとおじいちゃんはクスっと微笑みながらこちらに近づいてきた。

『1人でかい?』

『違うよ。本を読んでたら急に声が聞こえてきたの。だから一緒に歌ってた。』

『えっ…。』

私は首を横に振りながらおじいちゃんを見た。

するとおじいちゃん先ほどとは一変、急に眉間に皺を寄せながら口元を歪めた。