「ほら、出来たよ」 着付けも化粧もヘアスタイリングも全て終えた私は鏡を見た。 そこには私と思えないいつもより大人の自分がいた。 「花恋は顔も性格もスタイルもいいんだから自信持ってね」 「綾子ありがとう〜」 「てか、もう時間じゃないの?何時だっけ?」 時計を見上げるともう4時。 待ち合わせは4時半 「あと、30分しかない!もう行くね! そーいえば綾子は駿先輩と行かないの?」