「だってぇ!グスッ…黒沢くんが心配だから…元気無さすぎて…」



「分かったから、あとは言うな
俺、すげー悔しくてさ」





そう言った黒沢くんの目にも涙が薄っすら浮かんでいた。





そんな私達を少し掛けた月と星たちが照らしていた