「…えっ?うっそ……。」



「なんで俺が嘘つかなきゃなんねーんだよ。」


「だって、驚いちゃって…」


「いつものお礼だよ。…勘違いすんなよ」


また、自分の髪の毛クシャクシャした。



勘違いしちゃうよ……そんなこと言われたら。



だって、私、君のことが好きだから。



でも、勘違いしちゃいけないんだ。


君にとっての私はただの友達。


そして、マネージャーだから。


でもね


君の頑張ってる所とか見るたびに


君の瞳を見るたびに心が奪われるんだ。



ねぇ、どうしたらその心に触れることが出来るの?




暗くなった夜空には星が2つ、3つ輝いて私達を照らしていた。