──────────…その日の夜。 私は綾子と電話していた。 【本当にマネージャーやってくれてもいいの?】 「いいよ。なんか頑張れそうな気がする。」 黒沢くんに、最後までやり遂げろって言われたからにはやらなくちゃね。 【もしかして、あんた黒沢になんか言われた?】 「えっ!べ、別に…そういう訳じゃないけど…」 【え〜!めっちゃ焦ってるじゃん! でも二人いい感じだったけど? 好きになったんじゃない??】