「ごめんね?私、頭悪いし、トロいのに教えてくれて。」



「別に…。」


「なんか綾子は仕事はやいし、なんでも出来るのに私なんかがマネージャーやってもいいのかな…」



独り言のように呟いた。


綾子はスタイル抜群で頭もいいしおまけに運動神経もバッチリ


私と正反対な子


綾子と比べたら私なんて屁の河童。






「誰もダメなんて言わねーだろ。
頑張ってればそれでいいんだから。」




「…へっ?」



「やるんだったら最後までやればいいんだよ。」



「……え?あ、うん!そうだよね。」



独り言みたいに呟いたつもりだったのに…